ハウジング・クラフト・クリエイターは小さな家の大工さん
想像するだけでも楽しい、マイホームのミニ模型作り
「昔、キティちゃんのドールハウス・セットってのがあって、小さなテーブル、イス、ベッド、食器などのミニチュアが売ってたの。
おこづかいで少しずつ買って、おうち作りに夢中だったわ」
ハウジング・クラフト・クリエイター3年生のR奈さんは、今でも小さな家作りワールドから抜け出せず、とうとうそれを仕事にしてしまった。
この、ハウジング・クラフト・クリエイターは、住宅会社がお客様の注文を聞くときの参考にするために使う、おうちの模型を作る人。
自分の家を建てちゃおうというウラヤマシ〜人たちは、それを見て「あ、ここに出窓がほしい!」「お、この部屋ベッドを置いても大丈夫だな」などと、ルンルンしながら話し合うのである。
このお仕事は、ほとんど元手がいらない。
模型をつくる素材のエチレンボードなんかは発注元が用意してくれるから、自前のものはカッター、ナイフ、スケール、それとノリぐらい。
あとは設計士さんがひいた平面図や立面図をもとに正確な外観模型、内部模型を作っていくというわけ。
さて、お仕事のゲットの仕方だけど、ハウジング・クラフト・クリエイターの養成講座ってのがあり期間は4ヶ月くらい。
比較的短期間で基本的な技術が身につけられる。
ただし、受講期間中はオニのように宿題がでるので多数ザセツ者がでるんだって。
それでもR奈さんが元気に宿題作りにとりくめたのは、「ドールハウス作りおだく」の世界で遊んでいる感覚があったから。
お仕事となった今では、ひとつの模型を平均2週間ほどでいそいそと仕上げてるそう。
養成講座で基本ができてるとラクチンだね。
作ってる間は、毎朝できかけの家を見るのが楽しみで早起きになっちゃうというんだから、このお仕事、R奈さんにとって究極の職業だったのね。
「だってだって、うちのダンナの給料じゃ、あと300年くらいはマイホームを買えそうにないのに、軽井沢や伊豆にセカンドハウスをもってるマダム気分になれるんだもん」
R奈さんが受講したスクールでは、卒業制作で脈アリという人に、仕事をふってくれるシステムがあった。
けれど、コンスタントに仕事がくるようになるには2年ぐらいかかってしまうことが多いんだって。
ちなみにR奈さんの月収は、3年目の今平均6万円くらい。
まあ、毎日締切りに追われてヒーヒーいうってガラじゃないし、アセってないわという奥さん、マイホームの夢作りに挑戦してみない?
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