講演や会議の声を一字ももらさず原稿に起こす通称「テープ起こし」業
60分テープに録音した声を原稿に起こして、なんと7000円
「『テープ起こし』という仕事があるのを雑誌で知って、さっそく電話帳で速記社の項を探して電話してみたの。
速記の経験はまったくありませんが、テープ起こしの仕事はありますか?って。
そのとき名前と連絡先だけ伝えておいたら、2ヶ月後に電話がきたの。
急ぎで1時間30分ものの講演を起こしてくれないかって言われて、まいあがっちゃったワ」(K子さん)
テープに録音された言葉を文字に起こすから「テープ起こし」。どんなに文明が発達しても、こればっかりは人の耳と手が必要。
家でできるから主婦にはぴったりの仕事ってワケ。
60分のテープ起こしで7000円と単価がいいのは意外にに知られていないので、一度トライする価値あり。
ちなみに、60分のテープをザッと手書きでメモするとB4の紙にぎっしり約30枚。
それだけの分量を文字に起こす手間を考えれば7000円も納得の額。
やればやるほどスピードアップしていくから時給率もよくなっていくってワケ。
で、実際にどんな能力が必要かというと、まずワープロが打てること(ワープロ原稿で納品する)。
速記ができればなおいいが、いまから専門に勉強するのはイヤ。
だから、最初に「速記はできないけれどワープロでテープ起こしはできます」と先方にことわっておくコト。
テープ起こしを専門にやる速記者は圧倒的に少ないので、単発の仕事ならK子さんのように突然依頼される可能性大。
第2の条件は、必ず納期を守るというコト。
仕事の大半は、テープ起こしした原稿をその後印刷にまわす段取りになるから、原稿が上がらないとすべてのスケジュールが遅れて、先方に迷惑がかかる。
発注先の社員が、手間がかかるのでスケジュール的にこなせないと判断したからこそわざわざ他人に外注する仕事。
だから、外注された人は死んでも納期を守らなきやいけないのね。
く〜っ、内職といっても実情はヒジョーにキビシー(どの世界も同じだ)。
第3の条件は、ある程度の一般常識をわきまえている人でなきゃいけないってコト。
テープの音だけが頼りだから、聞きマチガイや勘違いはNG。
テープに起こすようなものは、会議録を作るためのものであったり、大会決議や、講演などカタイものが多い。
だから、一般的な時事用語や表現くらいは常識として頭に入れておきたい。
せめて首相や主な政財界の人の名を漢字で書けるようにはしておきたいやあね。
オザワイチローってあの野球のイチローの本名?とか言ってるようじゃアウト(そんなヤツ、いる?)。
この3条件をクリアしているなら、迷わず速記社に電話を!
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